SOGから2005冬・#6藤本美貴

「スピリッツオブガッタス」が、コンサート会場でも発売されていたようです。
ということで、先週の争奪バトルから比べると、だんだんと皆さんが冷静になられたようですので、各メンバーごとについて思ったことを。
この本では、背番号の小さい順に個人インタビューが紹介されていて、各人にそれぞれキャプテンがコメントを付けています。
なので、最初は番号が1番の辻希美さんなのですが、あえてここでは藤本さんで。
とりあえず伏せますよー。
藤本美貴さんが感じていた、自分自身と周りからの見た目とのギャップ。
それに対して、イライラするよりもあえてそこに目を向けようとしないようにしていました。
他人の考えていることが、手に取るように分かってしまうから。気を遣う分だけ疲れてしまうんです。
人との繋がりを避けていたわけじゃない。私はどこにいる事が大切なのか。
そのことを、敢えて飛び込んでみた1つのチームという中で、ここに自分が居ていいんだという感覚が、彼女をノビノビとプレーさせています。
今のこのチームなら、自分のしたいことが叶えさせてくれるかもしれない。それはもっと上の大会に出て、更なる進化をしたいという強い願い。
他人の考えていることが、しっかり言葉になって、態度になって触れることができるから、疲れる心配がない。
もっとここにいれば、私は成長できる。
そんな確信を得られた、とても貴重な2年間だったと思うんです。
強烈な目的をもった突破力は、もはや誰にも止められないでしょう。