無題

さて。
この日がやってきました。

正直、芸能界に籍を置いた少女がその場を退き、自らの更なる成長・前進の為に行動を起こすことに対して、その立場を完全に理解することは不可能だと思います。
発表によって、こちらの4/28は大騒ぎになりましたが、当事者であるモーニング娘。やハロプロメンバー・事務所サイドはそれ以前から、本人である小川麻琴さん・紺野あさ美さんとその近親者にとってはそのもっと前からそうなることは自覚していたはずです。
こちら目線では明日が「区切りの日」ですが。

しかし2人にとってはもう、これからの人生に対しての準備が始まっていて、それをがむしゃらにこなしていると信じています。
卒業した、じゃあこれからどうする？ということではありません。

彼女たちだけでなく、「モーニング娘。」そして「ハロープロジェクト」はこれまで平家充代さんから始まる数多くのアーティストが在籍し、それぞれの理由で所属ユニットを替わったり、そして離れていく者もいます。
それぞれが笑い、涙し、信頼し、競い合った歴史が築き上げたものが明日私たちが目にするステージであるはずです。
その中に紺野あさ美さんはどのような功績を残したのか。
皆さんで確認してください。
men's6も、その姿をココロに刻みつけてきます。

赤点そして劣等生と言われてその船に相乗りした少女が、舵取りをするまでの奇跡…
その船が波止場に着き、大人に近づきつつある彼女は陸に降り立って大きく背伸びをしようとしています。

今日のコンサートに参加された皆さんお疲れさまでした。
明日はいい日になります。
絶対に。