芸能人という世界、そしてガッタス

このブログでは、紺野さんの復帰を待っていました。
それは彼女の元気な姿がまた観たいから、というキモチが真っ先にあったからではありません。
彼女はガッタスを愛してました。ココロの底から。
芸能人しかもアイドルが、歌うことや笑顔を振りまきダンスをすることに重きを置いた本来の活動とは真逆な、真剣な表情しか見せない筋書きのない舞台(ピッチ)に進んで上がることを望む。この状態自体に反発心を抱く方ももちろんおられるでしょう。でも彼女たちが「楽しい」と思えるからこそ本業の時間の合間をぬって両立させてきたその精神が、men's6は大好きなんです。
それは昨年ガッタスに在籍していた11人全てが持ち合わせていたいわゆる「スピリッツオブガッタス」。彼女たちがそれを共有していたことを試合を通じて垣間見たり、インタビューやコラムなどに書かれたものを傍観しているのがまた楽しいものでした。


それは紺野あさ美さんのココロにも確実に存在してました。
モーニング娘。ハロプロを去ることに踏ん切りをつけることはできても、ガッタスとの別れは本当につらそうでした。
そんな彼女だからこそ、今年1月に横浜でのあさみさん・みうなさん卒業式のときに、騒動が起こることを知っていながら舞台にあがり祝辞を述べたんです。ガッタスの絆を持ったメンバーは、誰もそれを止めることを思い立たなかったでしょう。呼び込んだ石川梨華さん・藤本美貴さん・里田まいさん、舞台袖でそれを見守っていた吉澤ひとみさん・柴田あゆみさん・辻希美さん・斉藤瞳さん・是永美記さん…。全員がその現場に揃っていましたからね。


モーニング娘。としては最後の…という台詞を、一年前はよく耳にしていました。
でもガッタスには最後の試合の後に「ヒョロッと戻ってきてしまうかも」という発言もしています。彼女の中では本業(大学生活)との両立が図れるならば、フットサルもできるというのを入学前から考えていたようです。4年後にガッタスへ…という選択肢はその時の彼女のアタマに無かったと思います。
芸能活動との両立が可能だったという自信から生まれたものでもあるでしょう。フットサルでケガをしても顔色変えずに本業をこなしていた彼女の姿は、東名阪握手会サーキットで観させていただいてます。
彼女は、今後学業・フットサルどちらか一方でもおろそかにすることは決してありません。
それがこんこんですから。
完璧です。


あのまっすぐな瞳がまた観れることを、本当に嬉しく思っています。