勝つことだけが全てじゃない

  • ここ数年でフットサル人口は急激に増えてきました。この先も増えていくであろう環境の中で、子供でも大人でも、フットサル未経験の人はどんなことをきっかけに始めるのがいいんでしょう?


吉澤 私は、「遊び」、「楽しい」という言葉がキーワードになるんじゃないかと思います。友達と2、3人で始めてもいいですし、ボールさえあれば1人だってできます。とにかく遊び感覚で始めて、楽しむ気持ちを第一に考えてプレーすればいいと思うんです。そうやってプレーし続けるうちにどんどん「うまくなりたい!」って思うようになるんですよね。それが向上心となって、個人で練習したり、チームに入ったり、自分でチームを作ってみたり、いろいろな角度から可能性が広がっていくと思うんです。


相根 僕もそう思いますね。あと、初めてやる人は失敗を恐れないことも大切。いくら失敗したっていいんです。どんどんチャレンジしていけばいい。その中で、1回でも2回でも自分が思い描いたプレーを成功させられればベスト。点を取るのはもちろん、いいパスを出すとか、相手からボールを奪うとか。そういう部分がプレーする楽しさにつながっていきますから。とにかく始めてみること、これが一番ですね。

  • 吉澤さんの場合は、ハロプロのメンバーと一緒に始められたということも大きいんじゃないですか?


吉澤 そうですね。やっぱりみんながいるからこそ、ここまでやってこれましたから。それに、フットサルをやる時は、いつも以上にコミュニケーションが必要になってきますよね。すると、いい意味で「ああ、この子はこういう性格なんだ?」って気が付くことも多いんです。一緒に歌っている時などとは違う一面がフットサルを通して見えてくるので、相手のことをより分かってあげられるし、きっと私のこともより分かってもらえているんじゃないかと思います。そういった人と人との触れ合いもフットサルの魅力の一つですね。


相根 そうなんだよね。例えばプレー中にミスをする。すると「ごめんなさい」とか「次、頑張ろう」って会話が生まれますよね。そこから人と人のつながり、フットサルの輪が広がっていく。そういう楽しみもありますからね。


SANKEI sal
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予定では今日配布だったはずでしたが、明日16日にフリーペーパーとして配られます。→sankei SAL配布場所