モーニング娘。とは

最近やたらとモーニング娘。回顧録的なテレビ番組が多くなっています。
結成から12年という歴史があり、その間に25人もの在籍メンバーがいたわけですから、それを振り返ることは別に何も問題はありません。
ただ、その度に卒業メンバー集合!昔は良かったね的な対応は「どうなんだろう」と思う訳です。
確かに観ている人それぞれの中に、この人がいたモー娘。は覚えているというのはあるでしょう。また、音楽番組やバラエティなどに出ていた頻度もその時代によって差がある訳です。
脱退や卒業が話題になる時期もありましたし、加入オーディションも盛り上がっていたことがあったのも記憶しています。


何度かこのブログでも書いてきていますが、現メンバーは過去の栄光をぶち壊して、彼女たちにしかできないグループ“モーニング娘。”を造ってくれると確信しています。その為には過去を踏襲するのは悪いことでは無いがいかがかな、とも思ってしまうんです。
だからこそ、人気絶頂と言われた時期以降に加入したメンバーばかりの彼女たちを捕まえて、何人いるのか名前は誰なのか判らないという意見は、何の効力も果たさないと声を大にして言いたいです。
モー娘。の人気が上がっている時はちょうどネットが爆発的に普及してきた時流もあり、気になれば検索して調べることが横行していたからこそ名前を知ることができましたが、今や情報は溢れかえりそれに時間を当てる機会が減っているはず。
あえて積極的に娘。たちを知ろうというスタンスは現在出来にくいと思いますね。
だからこそ、どんな魅せ方であれ印象づかせることは重要だと思います。例えば道重さゆみさんが最近台頭しているのも一つの方法かと。
100点の正解なんてどこにもないのですから、もしかしたら50点、はたまたマイナスポイントということもあるかもしれません。でもそこからインパクトの強さで展開していくこともあるはず。ただし何もできなくて0点だけは勘弁。


今やバラエティでは「ひな壇」と呼ばれるような、大勢のパネラーに話題を振られそれぞれが話を拡げていくという手法が主流です。その流れに乗っていくのか、はたまた別の潮流を生み出していくのか。
個々人のトークスキルは高いはずなので、後はどう自分を切り込ませていくのかがカギになりそうに思います。