ALL FOR ONE & ONE FOR ALL!

ガッタスの今の状態です。
アイドルという仕事。
そう呼ばれる人は、本来の自分とはまた違う、アイドルとしての自分というのを持っています。素のままでは、カメラに笑顔を振りまくこともできないし、お金を払ってコンサートを観に来たファンに、精一杯の歌やダンスを魅せる事ができません。
そしてほぼ例外なく、アイドルとしての自分と、根っこにある自分とのギャップに、自信を無くし、先を見失ってしまうことがあります。
ほんのふとした事で経験したこと。
1つの企画でしか無かったこと。
それによって、本来の自分に気づき、自信を持ち、仲間を大切にすること、大切にされることを感じてみた、11人の少女たち。
持ち前の負けず嫌いと、熱い魂は、既にプロデューサーによって見抜かれているわけで、そのメンバーが1つのことに集中したときのパワーは、当人たちが汗水流して獲得できた、貴重な財産なになることは分かっていたけれども、実感したときの感動はこちらの想像以上だったと思われます。
それぞれのポジションや得意分野が違うように、ガッタスとメンバーの関係性はそれぞれ異なっていますよ。しかしそれは、仲間と「勝利」という答えを出すために、自らが導き出した自分に出来ること。
2年間はあっという間だったかもしれません。しかし、その時間は、紆余曲折が多大にあったにしろ、絶対に必要不可欠な2年間であったことは、メンバーすべてが感じているし、確信しています。
答えはふとしたきっかけで見つかるけれども、その為にはがむしゃらで、プライベートも削りながら鍛錬することによって、そのヒントが得られるということ。(答え自体じゃないところがミソです)
そのことを、ガッタスメンバーは胸を張ってこちらに訴えてきます。


今のチームを愛することができるのは、そのことに自信を持っているから。


過去の、今となっては恥ずかしくなるようなエピソードも、今の自分なら冷静に分析できる。そこから得た物が、今の自分の糧になっている。
だから知って欲しい。私たちのことを。


現状に満足していない人、今を変えたい人には、この本の心意気を吸収して欲しいと思います。まだ手にされていない方のために、内容の解説は追々していきますが、ぜひ重版して多くの方の目にこの本が止まっていただきたい、と強く思います。