久しぶりに新聞を買った

日刊スポーツに記事が載っていると知ったのは、出勤する10分前ぐらいでした。
慌てて画像を拾ってきてUPし、コンビニに走りましたよ。


それにしても‥。


紺野あさ美さんの大学合格が明るみになり、涙が止まりませんでした。


先週の情報に対しては、まるっきり鵜呑みにできないなという気持ちが強く、富士急巡礼でも本当なのだろうかという声が多く出ていました。
しかし今朝の記事を観て、これは真実なんだと確信したとき、寝起きでぼやけているアタマが急にはっきりしてきました。
そして、涙…。
これほどまでに他人の偉業に対して、感情移入することはめったにありません。


自分も大学の受験をするときとマッサージ師の国家試験を受けた時、とんでもないプレッシャーを感じました。自分がなぜこの道を選ぼうとしたのか、そのことにより何を得られまた失うのか、実力が思うように発揮できるのか…。


紺野さんも芸能活動を重ねながら感じた「これからしたいこと」に対して、真正面からぶつかっていこうという気持ちをこれまで地道に育んできました。その姿勢と才能に自分は絶大なる好感を抱いています。


だからこそこのブログは続けられました。卒業発表もすんなり受け入れられました。
あなたが決めたことだし、その気持ちは揺るぎないことを察知してましたから。


合格を喜べない方の意見も多数読ませていただきました。
多くは「元・娘。というブランドを、本人も大学も利用した」というものでした。
受験での苦難を経験して、そんなことを言える人がいるのを信じられません。
一芸入試は学業を蔑視しているという意見もあります。しかし知名度だけで人生を渡っていけないというのは、紺野さん自身がモーニング娘。という当時の芸能界で頂点にいたグループに所属していながら、注目されにくい立場が長かったことを実感しているはずです。
本当にブランドを使いそして収入も得たいならば、卒業せずに在籍中にAO試験を受けるのが妥当でしょう。しかし彼女は勉強をしたかった。愛しい仲間との活動も名誉も捨て、勉学に勤しむ環境を自ら構築していったのです。


そんな彼女の生き様に、自分は勇気づけられた。
そして今度は自分のできる限りのチカラで、彼女を応援した。


サクラは、咲いた。


モーニング娘。になることさえ奇跡であるはず。そしてもう一度ミラクルを起こした彼女に、力の限り拍手を送りたいです。


春が待ち遠しいですね。