ファミコンロボット

任天堂ファミリーコンピューターが発売された当時は、いち早く購入した友人の家へ遊びに行くのが1番の楽しみだったのです。men's6家ではなかなか買ってくれなかったので、何とか交渉しまっくた結果、スーパーマリオは誰しもがやっているからやりたい、親父にファミコンにはゴルフゲームがあるから、の2点を受け入れてもらい、やっとこさクリスマスプレゼントとして購入決定!
小学5年生だったmen's6は、父親・妹と共におもちゃ屋へ。しかしブーム最高潮の時期、立ち寄る店々で売り切れ。やっとスーパーマリオ、ゴルフのソフトだけを発見して購入してもらう。
隣の県まで足を伸ばし、親も妹も半ば諦めモード。そこでmen's6は見つけました。銀色のでかい箱には、探し求めた赤と白のマシーンが。だが、その箱はヒモでぐるぐる巻きにしてあり、その箱の上にはさらに大きな箱と小降りの箱がくくりつけてあるのです。
大きな銀色の箱に映されていた物は、こちらをじっと見つめる大きな瞳の「ロボット」、小さい箱には青い文字で「ブロック」。
抱き合わせっていうものがそこに。
ここで引き下がれないmen's6。なんとか、コレしかもう無いんだ的に親に詰め寄ったのが功を奏し、買えた。。。
最初はゴルフ、スーパーマリオ、そしてイーアルカンフーをやりまくっていて、ロボは出動せず。ひととおり遊んだとき、さてコレもやるか、という感じて開封
デカい。ひたすらにデカい。
こいつ、高さが40センチ近くあるのに、腕で物を掴む・体をひねる・物を離すしかできません。指示はすべて対応ソフトが映し出されたテレビからの信号のみ。ソフトはこの「ブロック」と、コマを使った「ジャイロ」(買っていない)の2種類だけ。
感想。動きは遅いし指示は1個1個しか送れない。そして・・・つまらない。
バーチャルとリアルの融合を目指したのでしょうが、コレがその時代の市販品での限界だったんですね。
その後母親がロボットだけをゴミに出してしまい、ブロックのソフトとその積み木のみが残ってしまいました。いまオークションに出せば、少しはいいことあったんでしょうか。